マシントレーニングの重さ本当にそれが限界ですか?

東京の阿佐ヶ谷、武蔵小金井で活動しています
姿勢と正しい身体の動き作りで
身体の不調の根本解決と美しい姿勢をずっと維持する身体を作る
姿勢改善専門トレーナーの松永大佑です。

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今日はジムでパーソナル指導がメインでした。

私のトレーニングでは珍しく今日ほとんどの方がマシンやバーベル、ダンベルなどのウエイトトレーニングがメインの内容でした。

あなたに質問です。

「今やっているマシントレーニングの重さ、本当にそれが限界ですか?」

これは言い換えると

「あなたのマシントレーニングに対する身体への負荷はしっかりかけれていますか?」

この後の説明をする前にまず

今日パーソナル指導した2人の方のトレーニングをシェアします。

ひとり目は30代女性、目的は姿勢改善と肩こり改善です。

肩こりが落ち着き、ベースの筋力をつけるためにウエイトトレーニングも同時にやっています。

その内のひとつ背筋群を鍛えるプルダウンを前々からしています。

今日もやりました。

パーソナル指導前は約1年間ずっとひとりで15キロの重さでやっていました。

ずっとその重さでやっているんですか?と聞いたら

自分の中ではそれ以上は重さを上げられない(上げたくない笑)と決めつけて

やっていました。

僕は最初にやってもらい、すぐ30キロにあげやってもらいました。(2ヶ月前)

倍の重さです。

フォームをしっかりまずマット上で身体の使い方を身につけ

土台が出来ているプラス材料があるものの

30キロに上げた初日に

補助なしで10回3セット出来ちゃったんです!

本人が一番びっくりしていました。

最後は3セット目はギリギリでしたが

他のマシンも負荷を全部変えこれまで1年間で筋肉量の数字が横ばいだったのが

ここ3ヶ月で筋肉量が1、5キロ増加しました。

「今までよっぽど楽してたんですね」

「きついのは嫌だからと軽いのでやっていましたがこうやって数字を見るとちゃんと負荷をかけないと効果も出ないし意味がないんですね」

「どれだけの重さをかければ良いかの感覚は見てもらわないと分からないですね」

身体も引き締まってきて

肩こりも最近は一切出なくなりました。

ふたり目は60代女性です。

僕が見ている60代の女性は全員マシンどころかバーベルやダンベルもやっています。

下半身を鍛えるレッグプレスのマシンをやりましたが、今までやっていた35キロからいきなり45キロに変えましたが

補助もなしで10回3セットやりきりました。

60代ですよ。特別筋肉量がある方でもないです。

ここまでで今日何をお伝えしたいかというと

「しっかり一定以上の負荷をかけていますか?」

「そして一定以上の負荷の基準を知っていますか?」

ということ。

ウエイトトレーニングは前提としてトレーナーっぽい説明をすると

トレーニングの原理原則の中に

「過負荷の原理」があり

これは楽な負荷では刺激がなく現状維持にしかならないということです。

高齢者で現状維持という目的でトレーナーと相談した上で認識してやっているなら良いです。

後「漸進性(ぜんしんせい)の法則」というのもありさっきと似ていますが

負荷をあげたとしてもその負荷や体力が一定に達すると

それ以上は効果が見られなくなります。

つまり少しづつ負荷をあげないと負荷を上げたその先の得たい身体にはなかなか近づかなくなります。

今日のおふたりの負荷の上げ方を読んで

いきなり15キロも10キロもあげるとか

信じられない方もいるかと思いますが

むしろ

それぐらいの負荷しかかけていなかったんだ。

と考えてもらいたいです。

やみくもにあげろということを言いたいのではなく

今やっている負荷があなたの「目的にあった」負荷設定か

ということです。

それにはひとりでは専門的なことは分からないと思うので

自分でもしっかり効果が出る負荷の設定をきちんとトレーナーに見てもらうのが一番最短だと思います。

今日の方に特化していますが「負荷の基準が意外に低い人が多いな」と思い

こんな話をしました。

私のパーソナルトレーニングは自重トレしかしないイメージがあると思いますが

目的によって全然ウエイトもやります。

正しい身体の使い方の教育や姿勢の教育の土台作りは

インナーマッスルをメインに使った自重でのトレーニングの方が効果が発揮しやすいですが

身体を動かす筋肉(アウターマッスル)もある程度ないとうごけません。

それは例えるならECO車なのにエンジンがそもそも搭載していないみたいな状態です。(電気自動車はとか突っ込みはおいといて)

ということで

最後に

今やっているマシンなどのウエイトトレーニングの重さを一度見直してはいかがでしょうか?

私も週2回はウエイトトレーニングしています。

無理とこれが限界の負荷だと決めつけるのが、実はもうその負荷は身体に刺激がいっていなくて

筋肉くんが「もっとちょうだいー」って言ってるかもしれないですよー

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