FM西東京84.2MHz 「松永大佑の姿勢改善塾」 2018/3/3週目
「正しい姿勢を作る為の脳と身体のメカニズムの話(前半)」
こんにちは、松永大佑です。
いつもFMラジオ「松永大佑の姿勢改善塾」をお聴きいただきありがとうございます!
聴けなかった方、又聴いたけどもう一度聴きたいという方に
復習用として記事をアップしましたので、ご参考になさってください。
======================
早速松永からあなたへ質問
「自分の姿勢は良いと思っていますか?悪いと思っていますか?」
姿勢は日頃から良い状態を維持出来ていると、身体にとって健康に良い恩恵をたくさんをもらえます。
逆も然りで、普段から不良姿勢をとりながら過ごしていると、肩こりなどの慢性的な症状が続くことにつながります。
肩こりや腰痛の慢性症状を何か抱えていらっしゃる方は
その元になった原因は
仕事中や普段の生活の中での負担がかかる姿勢をとっていたり
そこから連鎖する間違った動作の積み重ねからだと
いうことは前からお話しています。
結果を治すのは、患部の治療
原因を解決するのは、今話した生活習慣の見直し。これしかありません。
で今日はその原因となる部分にフォーカスをあてて話します。
最初に「良い姿勢をきちんと維持出来ると良い恩恵を受ける」と話しましたが
どうやって作るかの前になぜそもそも正しい姿勢をキープ出来ないかについてから話したいと思います。
つまりこれは身体のメカニズムについての話です。
分かりやすく立位の気をつけの姿勢で話しますが、
立った時に今自分の中でイメージして姿勢を意識して100点の姿勢を作ることは誰でも出来ますが、自分の中の100点というのは主観で100人作っても実際にはそれぞれ違いが出ます。
つまり自分の中ではこれが正しい綺麗な100点の姿勢だとしても
実際作った姿勢と認識がずれて作ってしまっているということが起きてしまうということです。
仮に自分の中のイメージ通りに正しい骨格位置で作れていたら
少なくとも普通に生活する分には何も身体を動かすのは支障なく過ごせると思います。
では認識とは実際にずれてしまっている場合の方ですが、結論から言うと
トレーニングしましょう!ということと、出来るだけ最初はきちんと先生、トレーナーに見てもらいましょう!
姿勢を保持や動作は筋肉が動くことによって動作が行われますが、実際には脳が神経を通じて筋肉に指令を送ります。
つまり、脳が全ての情報源であり、その情報を元に例えば頭の位置はここですよ、骨盤の位置はここですよ、と指令を送ってそれに従って筋肉は命令通りに動き姿勢も作られます。
姿勢が本来の認識とずれてしまっている方は筋肉が硬いとか弱いとかの問題云々の前に
脳が正しく姿勢と判断させてあげる必要があります。
と聞くとなんだか難しい話に聞こえますよね?
分かりやすく例を出します。
携帯の地図アプリありますよね。
道に迷った時、調べるとGPS機能によって現在地が出てきますよね。
GPS機能が現在ほど正確じゃなかった時代、現在地の場所と携帯には実際に全然違う場所に表示された経験ありませんでしたか?私もあります。
これは、GPSがみなさんの端末との連動がうまくとれないということですが、これが身体でも同じことが起こっているということです。
つまりGPSは脳、端末が骨格筋にあたります。
これを正確にする必要がまず身体を作る前、もしくは同時にやる必要があるという話でしたが、ここまでなんとなく
姿勢を正しく作るには、
「脳がしっかり正確に正しく筋肉と連動してイメージ通りに身体を動かせるようにすれば良い」
ということが理解いただけたら全然オッケーです。
ではこの後ですが、実際の解決方法です。
これまでの情報を知った上で、
1:正しい姿勢の位置をしっかり把握すること
2:その正しい姿勢を作る為の手段
特に2の手段
これはたくさんあります。
おそらく聴いているあなたもそのいくつかの手段のアクションはしていると思います。
マッサージ、整体、カイロプラクティック、トレーニングなど
手段には必ずそれぞれ目的があります。
次回は良い姿勢を一過性ではなく維持し身体の土台にするのを目的において
それぞれの選択とメリット、デメリットをお話ししますので
次回の放送もお楽しみ!
・
来週3月27日はこの話の再放送です。
次回は4月3日です。
では良い姿勢でお過ごし下さい♪
姿勢改善専門トレーナー 松永
この記事へのコメントはありません。