スタジオレッスンで「身体を動かす」と「身体を作る」という事について

いつもお読みいただきありがとうございます!

東京の大泉学園、武蔵小金井で活動しています
姿勢改善に特化した足育×ピラティスメインのトレーニングで
10歳若く見られる美姿勢と一生モノの健康の身体を作る
姿勢改善専門パーソナルトレーナーの松永大佑です。

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プロフィール

今日はグループ指導歴10年で現在個人指導(パーソナルトレーニング)をメインの活動している松永がグループレッスンにおける、運動効果について話します。

具体的にどんなテーマかが、ブログのタイトルである

「身体を動かす」「身体を作る」の2つです。

この違いを理解しているのと理解していないのとでは

大きく違うので、今日はそんな話をします。

最初に、そもそもなんで個人指導しているトレーナーが、グループ指導について書くの?と疑問に思う方がいるかもしれませんので少し話させてもらうと

僕が個人指導しているお客様の多くは

ある「レッスン」の目的の為の体づくりをしている方が多いというのが一つ目の理由です。

例えば、スキル、技術を身に付けたいダンス系レッスンなどが当てはまります。

「グループレッスンに出る」という事自体が身体にどう影響を与えるかを理解しないと

怪我したり、思っていた効果が得られなかったりするからです。

もう一つの理由は、現在進行形でグループ指導もしているからです。

最近松永の情報をみてくださっている方は、個人指導しているイメージが強いかもしれません(てかそうです)が、元々はインストラクター出身です。

ピラティス、体操系、調整系、コアコンディショニング系、格闘技系、トランポリンエクササイズ、など多ジャンル担当していました。

歴でいうとちょうど10年やっています。

仕事の割合は、今は9.5:0.5で個人指導がメインですが、一応2足わらじで今も活動しています。

で、ここから先に進みますが

結論からいうと

身体を動かす=身体を作る

という認識はやめた方が良いという事です。

つまり、レッスンに出るから、身体が作られるではないという事。これは筋トレも同じ事が言えます。

やめた「方が良い」と断定していないのは、これは松永の意見だからです。

科学的根拠がある訳ではありません。

ただ!実際に僕がグループ、パーソナルと両方指導してきてこの違いははっきり認識して

レッスンを選んだ方が、無駄な努力をせず、身体を壊さずに、理想の目標に向かって楽しく身体を作って行ける大事な考え方だと僕は思っています。

「身体を動かす」=手段
「身体を作る」=目的(本当の目的の為にと考えるならこれも手段になります)

2つの違いは「作る(目的)」為に「動かす(手段)」ですね。

ただ身体を動かすだけの運動効果は「作る」だけではありませんから

身体を作る以外の目的」で、スタジオレッスンに参加されているなら

今日の話は、当てはまらないので、さらっと流し読みしていただければと思います。

具体的にどんな人が当てはまるかといえば「ストレス発散したい」「リラックスしたい」「お目当の先生に会いたい」「人の繋がり、コミュニケーション」などが主な目的の人です。こういう人は今回の内容には当てはまらないです。

今日僕が話したい当てはまる人は

「身体を作る」為にスタジレッスンに出て「身体を動かしている人」です。

じゃ「身体を作る」ってどういう人が当てはまるかと言えば

ざっくりいうと

「健康」の為の体づくりです。

怪我、病気のない身体へ
体力をつける
筋力アップ

ここで「身体を作る」の僕の定義ですが
身体の機能を高める土台の

「関節の動きを良くする」
「正しい身体の使い方を覚える」
「骨で立つ綺麗な姿勢」

が身体を作る為に必要な要素だと思っています。

じゃそろそろ、話も核心に入って行きますが

身体を動かす=身体を作る

という認識でいる方は、スタジレッスンに出るものは

全て「身体を動かす」訳ですから、本来なら出るレッスンで得られる運動効果は得られ「身体は作られる」はずです。

でも蓋を開けてみたらどうでしょうか?

僕のパーソナルトレーニングを受けにくる方で、

特に「ダンス」レッスンに参加している方は

誇張一切なく、皆必ずどこかに痛みを抱えています。

ダンスレッスンに出て(身体を動かす)膝、腰痛める(身体を作る?)

となっています。

身体を動かすから身体が作られる

ではもう無くなっていますね。

勘違いして欲しくないですが、ダンスをやるから、怪我するではなく、ダンスの動きは日常動作にはない変則的な動きが多いので割合的に一部の関節に負担がかかりやすいジャンルというだけです。

残念ながら、これらは手段と目的がそもそも違うことやっているからです。

だから、身体を作ると身体を動かすは違うものと認識して、

身体を動かす事が楽しみなレッスン
身体を動かす事が身体を作るレッスンとで

分けて、まず選択しなければいけません。

でもし、身体を作る目的の主な「コンディショニング系」「コアエクササイズ系」

のレッスンに出ていて、良くならないなら

それは、そのレッスンの内容が悪いのでなく

内容があなたに合っていないか
あなたの動き方が間違っているか

のどちらかです。

決してあなたの努力を否定している訳ではありません。

僕は、今書いた方々の頑張る方向性をきちんと指し示してあげるのが

このパーソナルトレーニングの役割なのです。

僕自身も格闘技系有酸素レッスンを酷使して、身体を一度壊しました

体力尽きて、ぶっ倒れました。体調は悪くてもセーブすれば大丈夫と思っても

いざレッスンが始まると、ノリの良い音楽と参加者と一緒に盛り上がって楽しいからついつい力が入っちゃうんです。

そんな「ハイ」な状態で、「姿勢」とか「正しい身体の使い方」なんて意識する余裕ある訳ないんです。

だから、グループ指導の中で身体が良くなるんだったら、それに越した事はありませんが

無理であれば、きちんと「身体を作る」為に

今自分の身体に何が必要で、何が必要じゃないか?」
何をやって、何をやらないか?」

そんな考え方からも、パーソナルでは一人一人の身体を正確に把握して

身体を作れるようになったから、今まで痛くて我慢していたのが、痛みなく楽しめるようになっているのです。

そのお一人が、前回ブログで紹介しましたOさんです。

まだ見ていない人は見てみてください。

https://matsunaga-trainer.com/2019/12/16/custmer-voice-o-m/

今日は

スタジオレッスンにおける

「身体を動かす」「身体を作る」

の2つの違いについて

今まであまり意識していなかった人は

今出ているレッスンが

楽しいから出ているレッスンと
身体を作るレッスン

を整理して、目的に合っているかチェックしてみてください。

何か今後の体づくりの参考になれば幸いです。

今日も良い姿勢で♫

松永大佑でした。

スタジオレッスンは「楽しむレッスン」と「身体を作るレッスン」とで分けましょう!


約4年前インストラクターをメインに活動していた頃です。
ラストレッスン参加者の皆さんと記念撮影した写真です。
さて私はどこにいるでしょう?笑”


バリバリアクティブに動いていた時です。
今はしてないみたいな言い方ですが、でも本当にほぼ仕事で身体を動かす事はなくなりました。

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